日本の真ん中、長野県の南部にあたる ここ南信州は、南アルプスと中央アルプスに挟まれ、北から南に流れる天竜川の両岸に広がる河岸段丘は「伊那谷」と呼ばれ、美しい自然が豊富にあります。標高3,000m級の山々が連なり、その雪解け水はそのまま果物の水分となります。南信州は冬の厳しい気候に加え、昼と夜の寒暖の差が激しく、秋冬になると天竜川から朝霧が立ちのぼります。この寒暖の差が果物の糖分をつくり、美味しいりんごなどの果物が育つのです。
南アルプスと、中央アルプスに囲まれた天竜川沿いの地域「南信州」。地域資源の有効活用として天災・気候に左右されず、規格外の作物も商品化できる農産加工。ここに原点があります。 「もったいない」を合言葉に、弊社会長小池芳子が全国に先駆けて受託加工を始めました。元気な女性の皆さんも賛同され、農産加工のグループがその後多数でき現在に至ります。それが「農産加工発祥の地」と言われる由縁です。地元のお母さんたちの知恵が詰まった優しい味がします。
[公式]オンラインショップの商品は全て、農産加工の母・小池芳子が立ち上げた「小池手造り農産加工所」で手造りされています。「本物の手造り加工品」です。形だけの手造りではなく、それぞれの作物の美味しさを引き出すためにこだわった末の手造り加工をしています。「手造りってよく聞くよね。手造り風とか!」「どうせ機械でつくったのとあまり変わらないんでしょ」という皆様の期待をおもいっきり超えてみせます!
小池手造り農産加工所は全国に先駆けて受託農産加工を行った会社です。 現在、約700軒ほどの農家さんの作物を受託加工しています。全国各地からわざわざ作物を送ってきてくださる農家さんばかりで、 いわばプロからの信頼が厚い加工所です。リピート率も高く「去年おいしいとお客さんに好評だったから、今年も頼むよ」とのお声を多くいただいています。
全て自社加工所で手造りしています。
長野県の南部、自然豊かな南信州「喬木村(たかぎむら)」で造っています。
「小池手造り農産加工所」がある喬木村は長野県の南部に位置する山林が豊かな小さな村です。村内には高低差があり、天竜川沿いの温暖な場所ではいちごが名産です。そこからどんどん山道を登って行った山間地区に小池手造り農産加工所はあります。こういった山中の集落では厳しい自然環境のため、果樹などはあまり栽培されておらず、これといった名産品はありませんでした。その代わり限りある作物を無駄なく食べたり、加工して長持ちさせるという文化が育まれてきました。
農産加工の母・小池芳子が創業
喬木村をはじめとして長野県下伊那郡の地域では、昔から女性同士の交流ネットワークがあり情報交換も盛んでした。
そんな風土の中、会長の小池芳子は「女性の知恵と力で集落に産業を」と考え、野菜の生産・育苗センターを立ち上げ、無人販売の運営、そこから女性たちが自由に造れる規格外の作物の加工へと発展しました。農産加工の始まりです。小池芳子が幼い頃から培った加工のノウハウが発揮され、小池手造り農産加工所を始めるにいたりました。
美味しさの秘密は「手造り」と「経験から掴んだコツ」
例えばりんごジュース。おいしいジュースにするには人の手で灰汁(あく)をしっかり取り除く作業が一番重要です。これは昔から行われてきた鍋で煮る製法だからこそできる事です。5回に分けてしっかりと丁寧に取り除きます。粗い灰汁を取り、細かい灰汁を取り、最後は5ミリほどの厚さの薄い灰汁が出てきますので全て無くなるまで取り除きます。これは機械では難しい繊細な作業。職人の目で確かめたり、人の手でしかできない重要な工程をしっかり行っています。
りんご農家さんも認める加工所として全国から依頼が来ています
小池手造り農産加工所を開いてからの道のりは決して平坦なものではありませんでしたが、現在約700軒あまりの農家さんからの受託加工を行っています。それぞれの農家さんの味、産地の味を大切に加工に取り組ませていただいています。規格外のりんごとはいえ、味は青果として出荷されるものと同じ。特にお歳暮などにも人気のりんご「ふじ」を使用したジュースが人気です。りんごの収穫時期にはたくさんの加工のご依頼をいただきます。口コミで広まり、季節を問わず全国から様々な作物の加工のご依頼をいただくまでになりました。
この美味しさを全国にお届けしたい…[公式]オンラインショップを開始!
新鮮なりんごの美味しさを一番知っている、「りんごのプロ」である農家さん達の支持を得て、美味しいジュースを全国に届けるために自社サイト[公式]オンラインショップを始めました。南信州の豊かな自然がはぐくみ、農家さんが真心こめて育てたりんごの味をぜひご堪能ください。