小池手造り農産加工所が「手造り」にこだわる理由。
それは「人」が、それぞれの工程でそれぞれの素材や季節に合わせた適切な調整・加工ができるからです。
また、「母親として安心して子供に食べさせられるもの」をテーマに取り組んでいるので、添加物はできるだけ加えません。
ここでは代表的な「りんごジュース」を例にご紹介いたします。
①鮮度のよいりんごをすりおろす一番美味しいりんごジュースは、採れたてのりんごをそのまま搾ったジュースです。 |
②搾汁して裏ごしをする破砕機ですりおろされ、ペースト状になったりんごは、ろ過装置で余分なものを取り除きます。りんごジュースは、なめらかな口当たりになるよう、ザラザラした食感の原因になるパルプ質をしっかりろ過します。ろ過したりんご果肉を、さらにプレス機にかけて、最後のひと搾りまでジュースとして活かします。 |
③徹底した灰汁(あく)取り加熱は決められた温度と時間を守る事が重要です。ろ過されたジュースは大鍋に移され、85℃で15分加熱されます。これがりんごの風味を損なわず、きちんと殺菌される温度として、試行錯誤の末にたどり着きました。灰汁(あく)取りは5回行います。これは人の手で行うからこそできる繊細で大切な工程で、しっかり灰汁を(あく)を取り除くことで、スッキリとクリアな味のりんごジュースになります。 |
④清潔な瓶に詰める瓶詰め工程では、まずは瓶の殺菌が重要なポイントです。蒸気式の殺菌機で120℃で10秒。あるいは100℃で15分の熱湯殺菌を行っています。熱い瓶に熱いジュースを手早く充填。りんごジュースはさらっとしているので細い充填口を使用しますが、桃ジュースなどは粘度が高いので太い充填口を使用するなど、製品によって細かな調整します。 |
⑤洗浄と冷却打栓機を通って栓をされた瓶は約50℃に設定した水槽につけられてゆっくり冷却され、最後にキャップシールで密封して完成です。 |